「オンラインコミュニティサービス」とは

「オンラインコミュニティサービス」とは
オンラインコミュニティを立ち上げるために必要なページ、会員管理やインセンティブ付与などの機能が一式揃ったサービスです。認証ページを制作するだけでなく、継続的に運営して活性化を促す施策の立案ができるよう、参加者の活動状況のデータを取得、可視化できるようになっています。
※「オンラインコミュニティ」について詳しく知りたい方は、先に こちらの記事 をご覧ください。
オンラインコミュニティの一番の難しさは、その活性化です。場所は用意したけれど、誰も投稿せず閑古鳥が鳴いている……とならないよう、定期的にコミュニティの状態を把握し、課題があれば解決策を考えなければなりません。
オンラインコミュニティサービスには、データの可視化だけではなく、活性化に結びつけるための仕組みが機能として用意されています。ベストアンサーの決定やイベント告知、アイディアの募集、会員ランクの設定からインセンティブの付与など、さまざまな仕掛けが使えます。こういった機能を活用したオンラインコミュニティを通じで、ユーザーがサービスに自然と親しめる土壌をつくることができます。

「オンラインコミュニティサービス」でしかできないこととは?

「オンラインコミュニティサービス」でしかできないことは
オンラインコミュニティは、必ずしも有料のサービスを導入しなければ実現できないというわけではありません。コミュニケーションの手段としては、Slack や Facebook の非公開グループといった、ビジネスチャットツール でも形式的には同様のコミュニケーションをとることができます。有料のオンラインコミュニティサービスが、無料のコミュニケーションツールと比較して大きく異なる点は、「コミュニティへの参加状況の可視化」と「インセンティブの付与」の2つです。

コミュニティへの参加度合いが可視化できる

参加者の投稿や回答といった「参加状況」を記録することができます。コミュニティに所属はしているものの、アクティブではないユーザー、逆に参加頻度の高いユーザー、さらには投稿や回答はしていないもののログイン頻度は高いユーザーといった情報も取得できます。
コミュニティを活性化させるためにも、このようなログを管理して、データに基づいた対応を適宜検討できるのは、非常に重要です。これは、前述のコミュニケーションツールには備わっていない機能で、大きな相違点と言えます。

参加者のランク付け

ログをもとに、ユーザーをランク付けすることも可能です。となると、参加モチベーションを上げるために、ランクに応じてインセンティブを付与するという施策も効果的に打てます。
インセンティブに決まった形はありません。ノベルティをプレゼントすることもあれば、非公開イベントへの参加など、企業やサービスによってさまざまです。これも、オンラインコミュニティサービス独自の機能と言えるでしょう。

最短数日で公開できる!オールインワンパッケージ

オンラインコミュニティをプログラミング不要で立ち上げ
サイトの立ち上げにはプログラミングは不要で、最短数日以内に公開できるサービスも存在します。主に利用するページは、参加者がアクセスする利用者画面と管理者が扱う管理者画面の二つです。

利用者画面

デザインのこだわりにもよりますが、基本的にはプログラミングなしでユーザーがアクセスするページを準備をすることができます。また立ち上げるページは、自社のドメイン (例:https://www.hashikake.comunity...) で運用ができるようになっています。 自社オリジナルの世界観を打ち出したい場合は、自前でデザインを用意して組み込むこともできます。
細かな仕様はサービスによって異なりますが、カテゴリやタグの設定も可能です。提供するサービスの特長、利用者の特性に応じて、使い勝手の良いオリジナルコミュニティを作ることができます。

管理画面

登録ユーザーの情報・利用状況なども管理画面から一目で把握することができます。
コミュニティは、投稿や返信、アクション (いいねなど) のユーザー間でのコミュニケーションが発生して、初めて成立します。ユーザー間のコミュニケーションを活性化させるためには、まずはコミュニティ全体の活性度、ユーザーの参加度合いを可視化できていなければ、適切な施策を打てません。コミュニティサービスを利用することで、これらの情報を効率的に集めることができ、本来の目標へ正しいアプローチができるようになります。

オンラインプラットフォームサービス導入はスタート地点

オンラインコミュニテイサービス導入前に知っておきたいこと
オンラインコミュニティサービスは、あくまで「場」を作り、効率的に運営するためのサービスです。インセンティブなどの活性化のための仕掛けは、自社で設計しなければなりません。場所は用意したけれど誰も投稿せず忘れられる、というリスクもあります。コミュニティは一つの施策であり、「ゴール」ではなくあくまで「スタート」です。どのようなコミュニティであればユーザーにとって参加するメリットがあるか、しっかりと検討した後に採用しましょう。

まとめ

オンラインコミュニティを活性化できれば、サービスの使い方、Q&Aのストック、ユーザー同士が交流する場として、非常に有意義な場所になります。ひいては、サービスへのロイヤリティ向上、解約率の低下といった実益も期待できるでしょう。気になる方は、オンラインコミュニティサービスの事業者にぜひ相談してみてください。サービス事業者は、ツールの提供だけではなく、オンラインコミュニティを活性化させるノウハウも持っています。

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