会議を効率化するオンラインホワイトボードサービス「miro」とは

会議中に出てきたアイディアを箇条書きしたり、情報を整理するために図式化したりするなど、通常ホワイトボードを使って行なっていることが、オンライン上でできます。スペースの制約がない、リアルタイムに共同で作業できる、といった点がオンラインホワイトボードのメリットですが、それに加えて miro は目的に合わせた120以上のテンプレートが用意されているため、効率良く情報をまとめていくことが可能です。テンプレートの一例は以下の通りです。
  • ブレインストーミング
  • マインドマップ
  • プロダクトロードマップ
  • カスタマージャーニーマップ
  • フローチャート
直感的かつ視覚的に情報を整理できるだけでなく、あらかじめ用意された枠組みに沿って参加者それぞれが同時に書き込むことができるので、作業のスピードが格段に向上します。
また、ビデオチャットや画面共有の機能があるため、遠隔会議もこれひとつで完結します。miro上で会話しながらホワイトボードに書き込んでいけるので、わずらわしい画面の切り替えは不要です。

テンプレートを組み合わせ、わかりやすい情報整理を実現

Miro(ミロ)のテンプレート
テンプレートは、ホワイトボード内にいくつでも自由に組み合わせて配置できます。また、このテンプレートはカスタマイズも可能。必要に応じて、使いやすい独自の形式に整えていくのも良いですね。

20を超える外部サービスの取り込み

Miro(ミロ)の連携可能なサービス一覧
miro では、他のクラウドサービス上に存在するファイルを、miro 上に展開することもできます。例えば、動画を挿入する際に、わざわざ動画をアップロードしなくても、既に YouTube にアップロードされている動画を埋め込むことができます。他にも、Google ドライブや Box 上のドキュメントを miro と同期して編集することもできます。連携できるサービス例は以下の通りです。
複数のサービスを同時に開き、確認しながら作業をすることは非効率です。miro を利用すれば、miro 以外のツールに分散された情報を、集約して整理・活用することが可能になります。

快適な共同作業のために用意された機能

miro には、多くの人と共同作業をするのに便利な機能が備わっています。 キャパシティや距離の制限なく、スムーズなコミュニケーションを実現します。

誰でも閲覧できる公開URL

miro で作成したホワイトボードの URL を、ワンクリックで共有することができます。だれでもホワイトボードを閲覧できるようになります。

ログインなしで参加できるゲストエディターを招待

ユーザー登録やアカウントのログインをせずに、ホワイトボードの編集に参加できる「ゲストエディター」を無制限で招待することができます。社内外のあらゆる関係者やパートナーと手軽に共同作業が行えます。
※ゲストエディターは有料プランのみ利用可能です

遠隔ミーティングに有効なビデオチャット&画面共有

同じ空間にいないメンバーとも、カメラや音声を繋いでリアルタイムにコミュニケーションをとりながら、ホワイトボードで作業できます。

miro で共同作業をする方法

PC、タブレット、スマートフォンのいずれかのブラウザで利用できますが、専用のアプリも用意されています。デスクトップ用のアプリは、ホーム画面から即座にホワイトボードにアクセスできます。タブレット、スマートフォンのアプリなら、リアルな付箋をデジタル化して取り込んだり、プッシュ通知を利用したりすることができます。

Step1: チームメンバーを招待

共同作業するチームメンバーを招待します。招待は、メールアドレスを直接入力するかSlackやGmailのアドレス帳と連携して一括で行うことができます。

Step2: テンプレートを選択しホワイトボードを作成

複数あるテンプレートから適切なものを選択し、ホワイトボードの作成を行います。テンプレートを利用せず、一から書き込みを行うことも可能です。

Step3: 完成したホワイトボードを保存

作成したホワイトボードはさまざまな形式で保存、エクスポートすることが可能です。主な形式は以下の通りです。
  • イメージ(JPG)として保存
  • PDFとして保存
  • テンプレートとして保存
  • バックアップ用として保存
  • CSVとして保存
  • Webサイトへの埋め込みコードを取得
  • JIRAへの添付

無料プランでも無制限でチームメンバーを招待可能

チームメンバーは無制限で招待できるため、人数のキャパシティを気にすることなく利用できます。並行して進めるプロジェクトの数が少なく、ホワイトボードの基本的な機能をとりあえず使ってみたいという方は、無料プランでも十分に活用できるでしょう。ただし、無料プランで発行可能なボードの URL は非公開にできないので注意が必要です。有料プランはメンバーの数に応じて料金が変わります。有料プランの詳細は こちらのページ で確認してください。
無料プランの主な機能制限は以下のとおりです。
  • 同時に作成できるホワイトボードの上限は3つまで
  • テンプレートのカスタマイズ不可
  • ビデオチャットの利用不可
  • 特定メンバーとのプライベートシェア不可
  • ゲストエディターの招待不可
  • 高解像度での書き出しができない

単なるホワイトボードの代替手段に留まらないオンラインコミュニケーションツール

Miro(ミロ)のイメージ
オンラインホワイトボードサービス miro は、ホワイトボードの代わりとして役立つだけでなく、会議そのものを効率化したり、会議後に改めてまとめの資料を作成して配布する手間が省けたりなど、付加価値の大きいツールといえます。また、オンラインミーティングでカメラに映るホワイトボードが見づらい、会議の進行がうまくいかないといった悩みも、スマートに解消されるでしょう。まずは、無料プラン で使い勝手を試してみてください。

miro (ミロ)