OKR 管理サービスでできること

OKR を成功に導くためには、会社、各部署、社員の OKR 全てを全社で共有し、成果指標に対しての進捗状況を定期的にチェックする仕組みが重要です。OKR 管理サービスはこの仕組み作りを支援するサービスといえます。
OKR の共有は非常に簡単。管理画面からフォーマットに沿って目標や成果指標を入力するだけで、オンライン上で全社員に一斉に共有することができます。また社員は、インターネットに接続する端末から会社や各部署、他の社員の OKR と達成状況をいつでも確認できます。さらには、自分の目標達成の進捗をコメントつきで定期的に更新したり、上司からフィードバックを受けたりするなど、 OKR の運用に関わるすべてのやりとりがオンライン上で完結します。
OKR の導入にかかる手間や時間をカットしてくれるのはもちろんのこと、 その後の運用も効率良く行うことができるので、これから OKR の導入を検討している企業や、導入してみたもののうまくいかなかったという企業におすすめのサービスです。

多様な働き方が存在する今だから OKR 管理サービスが役に立つ

OKR 管理サービスの最大のメリットは、全社員がどこにいてもオンライン上で OKR を確認しいつでも更新することができる点です。 全ての OKR の状態が可視化され、常にオンライン上で進捗確認などのコミュニケーションが可能なため、海外勤務や在宅勤務の社員との間でも、平等に情報共有や評価を行うことができます。

OKR 管理サービスの利用手順

どの OKR 管理サービスも、基本的な使い方は共通しています。

Step1: ユーザー(社員)を登録

管理画面にアクセスできるユーザー(社員)を登録します。同時に属する部署やマネージャーなどの情報も合わせて設定します。サービスによっては SSO と連携することができるので、個別に登録する必要がないものも多くあります。

Step2: OKR を設定

目標 (Objectives) と成果指標 (Key Results) を設定します。この時、期間や上司、さらには会社や自分の組織のどの目標に沿っているかなどの情報も合わせて登録します。

Step3: 目標の進捗を更新

設定した目標に対して、達成率や具体的な達成数字などの進捗を更新します。この時、リスクや詳細な状況についてコメントを投稿したり、必要に応じて上司やチームメンバーとコメント欄でコミュニケーションを取ったりします。

タスク管理ツールとの違い

タスク管理ツールは、一つのタスクに紐づくより細かい作業レベルのタスクを洗い出し、その作業が完了する度に更新していくことを想定したサービスです。一方、 OKR管理サービスは一つずつの細かい作業レベルの進捗管理をするツールではありません。立てた目標と成果指標に対しての進捗を、週1回などの決められた頻度でパーセンテージや数値を元に管理していくことを想定しており、すべての目標は会社の目標に繋がるように設定します。
進捗状況を誰もがいつでも把握できるというメリットは同じですが、使い方の目的が異なります。タスク管理ツールは日々の細かい作業を管理するツール、 OKR管理サービスはもう少し俯瞰的な取り組みについて管理するツールと捉えると良いでしょう。

OKR 管理サービスは運用が肝心!

OKR 管理サービスはあくまで OKR の導入・運用を効率化するための管理ツールです。サービスを導入しただけで OKR が成功するというわけではありません。立てた目標に対しての進捗を定期的に更新し、必要に応じて見直していくことが最も重要です。
一度設定した目標や運用ルールであっても、業務の進行状況やビジネス環境の変化に合わせてその都度変更していきましょう。状況の確認やコメントのやりとりはオンライン上で完結しますが、定期的にミーティングを設定した上で部署のマネージャーが各メンバーの状況を確認し、必要に応じて目標の変更を行なうのは不可欠です。

OKR は継続的な運用が鍵

会社全体が業務上の目標達成に向けてひとつにまとまり、社内の協力体制の強化やコミュニケーションの活性化が期待できる OKR。しかし OKR はすぐに効果が出るものではありません。 管理にかかるリソースや時間をできるだけ削減し、その分、成果指標達成に向けての活動や社内でコミュニケーションを取る時間に当て、地道に運用していくことが重要です。 OKR 管理サービスを提供している会社は、サービスの提供だけでなく成功するための多くのノウハウを持っているのでぜひ相談してみてください。

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