ビジネスで頻発する「データはどこだ?」のトラブルを防ぐ
提案資料や請求書など、WordやExcelで作成した資料をやりとりする時は、PDFファイルに変換した形で、というのが(ほぼ)常識。PDFで送受信される資料の保管・整理が追いつかず、パソコンは膨大な量のPDFで溢れていませんか?
この記事でご紹介する「Evernote (エバーノート)」を使えば、あなたのデスクトップをぐちゃぐちゃにしているPDFファイルなどを、簡単に整理整頓することができます!
PDFファイルはとりあえずEvernoteに入れとこう
PDF形式のファイルをダウンロードしたら、保存場所をEvernoteにします。保存したPDFは自動的に「ノート」という単位にまとめられ検索が可能になります。
Evernote のバックアップ機能でデータ紛失をカバー
Evernoteは自動的にファイルがバックアップされるので、万が一元のPDFデータが添付されたメールを消去しても大丈夫。Evernoteに保管されています。なので、PDFファイルがパソコン上にあったら「とりあえずEvernoteに!」を心掛けてください。
OfficeをPDF化したデータなら、文章内の言葉も検索の対象に!
Evernoteに保存したPDFの内容は、検索が可能なので厳密な整理整頓は必要ありません。もしキーワードが認識されないファイル (画像や音楽など)は、タグやタイトルにキーワードを入力しておけば検索できます。Excel、WordなどOfficeから直接PDF形式で出力されたものなら、資料の中身はすべき検索対象になります。
Evernoteで追加したPDFを検索する方法
PC版Evernoteでは、目的のファイル上で右クリックをして、送る(N)>Evernoteをクリックするだけで保存されます。同時に自動的にEvernoteが立ち上がってそのファイル名のノートが追加されます。
スマホアプリ版のEvernoteなら、メールの添付ファイルをそのまま追加できるので便利です。
やり方は簡単で、
- 添付ファイルのアイコンをタップ
- シェアボタンをタップ
- Evernoteのアイコンをタップ
- 保存をタップ
の4ステップでOK。
保存されたファイルはそのまま他の人に共有され、プレゼンや印刷にも便利です。
保存されたファイルはそのまま他の人に共有され、プレゼンや印刷にも便利です。
EvernoteでPDF検索をするときの注意点
Evernoteでは、PDFファイルに限らず、ファイル内の文字が認識できれば検索対象になります。しかし、無料版は画像データになっているPDFの文字は認識しませんので、「タグ」機能を使うなどの工夫が必要になります。タグとは、ツイッターやインスタで使われているハッシュタグのようなものです。
PDFの管理ならEvernote!
限られた業務時間に、資料を探すために費やす時間ははっきり言って無駄です。可能な限り押さえたいのであれば、まずはEvernoteを試しましょう。保存するだけでなく紛失も防げるうえに、データ内のテキスト検索もできるので、必要な時に必要な資料をサクっと見つけることができますよ。